【体験レポ】君は宇宙の迷い人!サイバーパンクRPバー『VortexX REBOOTED(ヴォルテックス・リブーテッド)』

どうも!映画「サイバーパンク」で最初に主人公が注文したのは結局何だったのかいまだに気になってる男、ニードです。

今回は過去にレポートを書いたことがあるサイバーパンクRPイベント「VortexX」がリニューアルオープンしたと伺い参加してきました!

接客イベントというより遊園地のアトラクションのような要素が強いイベントの印象でしたが、どの辺が変わったのかレポートしようと思います。

それではレポートに行ってみましょう!!

※前のレポートはこちら

『VortexX REBOOTED(ヴォルテックス・リブーテッド)』は、サイバーパンクの世界観を舞台に、大型宇宙船の内部で繰り広げられるロールプレイイベントです。

物語は「宇宙をさまよう迷い人」となった参加者が、宇宙船に一時的に保護されるところから始まり、元の惑星へ送り返されるまでの間に、個性あふれるクルーたちと交流できる、というコンセプトで展開されます。

一般的なコンカフェ系の接客イベントというよりは、世界観に沿ったキャラクターたちと直接会話を楽しめる“グリーティングイベント”としての色合いが強いのが特徴です。

基本情報

イベント名:VortexX REBOOTED(ヴォルテックス・リブーテッド)
開催日:不定期開催
開催時間:22:30~23:40
参加方法:リクエストインバイト型(最大1回)
団体参加:不可

システム

接客形式:移動自由。任意のキャストに好きな時に話しかけてOK
キャスト指名:なし
キャスト交代:なし

最初にスタッフから参加者の設定と説明を受けて入店。

店内はソファ+バーカウンター式。武器やSFな装備を身に着けたキャラクターが接客してくれる。

ソファー席へ行くかカウンターへ行くかは参加者の意向次第。途中で移動するのも自由。

今回ニードがお話したのは、二重人格キャラクターのイオヴェスタちゃん。
幼く元気な性格と穏やかなお姉さんの性格が切り替わりながら話すキャラクターだ。
イベント中は二度三度と性格が切り替わるので、話してて飽きない。

イオ

迷い人さんこんばんは~!
イオはね、イオって言うんだよ

ニード

幼い女の子がすげーでかい武器を持って無邪気に話しかけてくる。
めっちゃSFな世界やなぁ

イオ

お兄ちゃんは戦える人?
戦う?戦うの?

ニード

いきなり世紀末な世界が展開されるのもSFやなぁ

サイエンスフィクションじゃなくて世紀末ファイティング

ここでソファの陰からこちらの覗き込む人(?)を発見

ステラ

・・・

イオ

あ、ステラだ。こっちきて話しなよ

ステラ

・・・(めっちゃ首を振る)

ニード

無言のキャストもいるんだね

イオ

えー今日はしゃべらないのー??

ステラ

・・・(こっちをガン見)

ニード

お?なんや、やるんか?
(シャドーボクシングしながら)

喧嘩を買うな

ステラ

・・・

ニード

『おうおう、やんのかワレェ!チャラい金髪しやがって』

イオ

なんかアテレコ始めたんだけど

ステラ

・・・

ニード

『いくら迷い人だからって俺たち全員が親切だと思ったら、大間違いだからな?チョーシこくなよ?』

喋れないのをいいことに勝手にキャラ付けしていく男

ステラ

・・・(刀を抜き出す)

ニード

『気に入らん事したらこの剣の錆にしてやるけぇのぉ。おぉん!?』

イオ

だめだよステラ!戦うならイオと!!(武器を出す)

ニード

一触即発か?バトルボーナスゲットか?

パチスロわかる人だけのネタ

館内
アナウンス

あーあー、全艦に通達。
聞いてくれ、緊急事態だ。

ニード

ゑっ

館内
アナウンス

盛り上がっているところすまないが、船のバッテリーボックスが一つ壊れてしまった。
このままだと君たちを元の惑星に返すことができない。

ニード

マジで!?どーすんのよこれ

館内
アナウンス

今から修理してみようと思うが、少し協力してもらえないか?

こうして参加者介入型のミッションが始まる・・・

※続きはイベントへ直接行って君の目で見てみよう

もちろんVoltexX恒例のパフォーマンスショーも健在。お楽しみに!

というわけで、サイバーパンクRPイベント「VortexX REBOOTED(ヴォルテックス・リブーテッド)」の体験レポートでした!

接客イベントというより、キャラクターと話せるテーマパークに来たようなイベントですね。

今回はイベントの再起動ということで、イベント主催の方に「このイベントの見てほしいところ」をインタビューしました。
この後もぜひ読んでみてください。ではでは!!

『VortexX REBOOTED(ヴォルテックス・リブーテッド)』は、一般的な接客イベントとは一線を画す、SFロールプレイ要素に満ちたイベントです。

今回は、その注目ポイントや再起動の経緯について、主催の小百希(さゆき)氏に話を伺いました。

ニード

このたびはご招待いただきありがとうございます!
まずはイベントの概要を教えていただけますか?

小百希

こちらこそ取材いただきありがとうございます。

もともとは「VortexX(ヴォルテックス)」というイベントで、SF世界を舞台にしたロールプレイ色の強い接客イベントとして運営していました。

小百希

宇宙船に乗り込んだ参加者が、SFキャラクターたちと交流し、ライブやパフォーマンスを楽しんだあとに元の惑星へ帰還する。
その一連のストーリーをイベント全体で表現していたんです。

ニード

今回はその「VortexX」を“REBOOTED(リブーテッド)”として再始動したとのことですが、再起動に至った経緯と変更点を教えてください。

小百希

きっかけは主催交代です。私が2代目として引き継いだ際、内容を大きく見直しました。

以前から来てくださっているお客様にも楽しんでいただけるように、核となる部分は残しつつ、新しい要素を大胆に取り入れた形ですね。

ニード

どのような新要素が加わったのでしょうか?

小百希

大きな変化は、イベント中に“緊急ミッション”が発生するイマーシブ要素の導入です。

参加者とキャラクターが協力してミッションを進めることで、物語世界への没入感をより強く味わえるようになりました。

ニード

「イマーシブ」って最近よく聞く言葉ですよね。
直訳すると「没入感」ですが、ここではどんな意味合いですか?

小百希

この場合は「世界観に入り込む」という意味ですね。

キャラクターたちと一緒に行動し、ストーリーを動かす体験ができる──
それが『VortexX REBOOTED』最大の魅力です。

ニード

参加者が物語に介入するということは、段取りが崩れるリスクもありますよね。
その点はどう対策しているのでしょうか?

小百希

そこはロールプレイイベントとしての設計が重要です。

全体のストーリーラインはもちろん用意していますが、参加者の行動で分岐が生まれることも想定し、複数のエンディングルートを準備しています。

物語の主軸となるキャラクターがその場でルートを選び、ほかのキャラクターがアドリブで対応する形です。

ニード

なるほど、アドリブを活かしたライブ感のある構成なんですね。

小百希

そうなんです。セリフの多くもアドリブなので、「その瞬間にしか生まれない物語」を楽しめるのが特徴です。

毎回展開が異なるので、リピーターの方にも何度でも楽しんでいただけます。

ニード

今回私が体験したストーリーも、複数あるエンディングの一つだったんですね。

小百希

はい。
たとえば、バッテリー破壊の原因や犯人が異なるルートも存在します。

ニード

それは……また行きたくなりますね!

小百希

ぜひ! 次はまた違う物語が待っていると思いますよ。

ニード

ありがとうございました!!

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